Flash®

Flash Lite™制作の基本的な流れ

基本的な流れ
一般的な、Flash Lite™の制作の流れについて説明します。

  • FLASH®ドキュメント(拡張子「.fla」)を作成します。
  • コンテンツを作成します。
  • ブラウザで閲覧できる形式(拡張子「.swf」)に変換します。(パブリッシュ)
  • テストしたのち、Webサーバにアップロードします。
  • 携帯電話を確認します。


制作者 制作 Flash®ドキュメント パブリッシュ SWFファイル アップロード WEBサーバー インターネット 携帯電話
WEBサーバへのアップロードや、3G ケータイで見る方法などについては、通常の3G ケータイでWebページを作成する場合と同じです。

それでは、Flash®ドキュメントを新規作成して、3G ケータイで閲覧可能なswfファイルを作成する手順を見ていきましょう。

Flash®ドキュメントの作成
Flash®ドキュメントの新規作成手順について説明します。
Macromedia Flash® Professional8を起動します。メニューから[ファイル]→[新規]を選択します。
「新規ドキュメント」というダイアログが表示されます。


上記のダイアログの中から「Flash®ドキュメント」を選択して「OK」を押して下さい。
画面の下部にプロパティの設定画面が表示されます。最終的に表示しようとする3G ケータイの機種によって、このプロパティの設定を調整します。



「サイズ」については、240x240以下の大きさが指定されていれば、ほとんど全てのソフトバンクの3G ケータイで表示が可能です。「パブリッシュ」の設定については、本コラムでは、Flash Lite™2.0を基本としているので、「バージョン」については、Flash Lite™2.0を選択して下さい。もちろん、古いソフトバンクの携帯電話で表示したい場合には、Flash Lite™1.0を選択して下さい。
「ダウンロードの順序」や「ActionScriptのバージョン」などの設定項目がありますが、特に設定を変更する必要はありません。

その他の重要な設定項目として「フレームレート」という項目がありますが、「フレームレート」という言葉自体が馴染みのない用語だと思いますので、次の章で詳しく解説します。

ここまでの設定作業が完了したら、実際にコンテンツを制作します。文字を表示したり、画像を表示したり、画像を動かしたりするわけですが、その方法については、のちほど詳しく解説したいと思います。

コンテンツの制作が完了したら、[ファイル]→[名前を付けて保存]を選んでファイル名を付けて保存して下さい。これで、Flash®のもっとも基本になる、Flash®ドキュメントが作成されます。

作成されたFlash®ドキュメントを、[ファイル]→[パブリッシュ]をすることによって、swfファイルが作成されます。

※Adobe® Flash® CS3 Professionalの場合、「Flash®ドキュメント(モバイル)」という項目が選べるようになっています。これを選ぶと、携帯電話の機種を選ぶ画面が表示され、機種を選ぶことによって、ほぼ最適な設定が自動でされるようになっています。

Flash®ドキュメントの作成
Flash®ドキュメントの設定項目として「フレームレート」という、馴染みのない言葉が登場しました。

そもそも、フレームレートとはなんでしょうか?

フレームレートとは、単位時間あたり何度画面が更新されるかを表す数値です。Flash®では、1秒に何度画面が更新されるかを表すfps(Frames Per Second)という単位が使用されています。

S!アプリの制作者のみなさんには、非常に馴染みのある言葉ですが、Webページの制作者のみなさんには馴染みのない言葉です。フレームレートに高い数字を設定するということは、画像の動きをなめらかにすること、低い数字に設定するということはカクカクした動きにするということをあらわしていると思っていただければ、まずは問題ありません。

フレームレートに最適な数値を設定するということは、非常に難しい問題です。おおよその目安として、古いソフトバンクの携帯電話では6~8ぐらい、最近のものであれば、12~20ぐらいが目安ですが、Flash®の中に組み入れる画像などによっても異なってくるため試行錯誤が必要です。

ここまでで、Flash®の基本的な設定については完了です。いよいよ次からは、実際にFlash®の上に文字を書いたり、絵を書いたり、動かしたりしていきます。


記事執筆:庄司 高士(元気モバイル株式会社 常務取締役)

略歴:1970年 神奈川県出身
1998年より某ゲームメーカ-勤務。モバイルコンテンツ事業の立ち上げと、オンラインゲーム事業の立ち上げをしたあと、2006年に現職に就任。現在、コンテンツプロバイダとして、ソフトバンク向けサービスを提供している。